高円寺の龍鳥居
飲み屋帰りの散歩
杉並で飲んではしごをしますと、大尊敬している思いがけない方にお会いして、気分が高揚。素敵な方々。奇なる縁に感謝。
時間も忘れ、終電を逃してしまいました。3時頃店を出ました。
タクシーを使ってもよいのですが、かつて、吉祥寺から目黒(ルートによりますが、だいたい20km)まで歩いて帰ったことがあるので、「始発が走り始めたら乗ることにして、その時間まではぶらぶら徒歩で帰るか」と、夜散歩。事務所のある神楽坂に向かいます。
途中、ファミレスで休んだりしながら、ぶらぶらしていると、高円寺にたどり着く頃には、日も出てすっかり明るくなりました。
東京に3つしかない龍鳥居
「そういえば、高円寺には龍鳥居があるって聞いたことがあるな」
と思い出し、気分も高揚していることですし、高円寺(宿鳳山高円寺)を探してお参りしてみることにしました。
鳥居に龍が彫ってある双龍鳥居は、東京には3個所――品川神社、阿佐ヶ谷馬橋稲荷神社、そして高円寺――にしかなく、東京三鳥居といわれる、珍しいものです。
早朝なので、黒猫以外誰もおりませんでしたが、鳥居を探しながら中へ入らせていただき……奥の方に、龍鳥居を見つけました。
一方は、昇龍、そしてもう一方は降龍、ということでしょう。
すがすがしい空気の中、お参りしました。
(片付けなければいけない仕事やらで、なかなか活動時間が捻出できない、など)いろいろ乗り越えなければいけない課題がある、Triangle March 活動ですが、頑張ります。よろしくお願いします。と手を合わせました。
高円寺について
高円寺……「寺」なのに鳥居があるのが不思議です(日本の神道と、仏教の謎は、いろいろあるようなので、いつか書いてみたいと思います)。
鳥居に龍というデザインも、なにか由来があるのかもしれません。
高円寺は1555年開山。将軍徳川家光が鷹狩りの際、雨宿りで立ち寄りましたが、住職が家光を将軍としてではなく一般の雨宿りの客としてさりげなくもてなしたので、それを家光が気に入って、それ以来何年も立ち寄るようになったとのことです。