ルーツ再確認
積極的に「好き」や「リスペクト」を表明していなくても、実は有形無形の影響を受けている作品、といった類のものがあります。 遠い昔に見たパッケージや本の表紙の絵。 誰が描いたかしらないけれど、その絵の影響を、無意識的に受けて […]
積極的に「好き」や「リスペクト」を表明していなくても、実は有形無形の影響を受けている作品、といった類のものがあります。
遠い昔に見たパッケージや本の表紙の絵。
誰が描いたかしらないけれど、その絵の影響を、無意識的に受けていた……ってヤツですね。
ネットニュースで生頼範義(生賴範義)さんの訃報を読み、検索してみたら、あれビックリ。自作の世界を作るにあたって、影響を受けまくっている作品ばっかり!
作品は知っていたのに、なぜ訃報で作者の名前を知るのだ! と無知を嘆いております。
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大胆な三角構図は印象的で、ポスターや群像はかくあるべし、って感じですね。
CD「ヴィマニカ・ヴィマニカ」のアートワークは、昭和のSFや映画ポスター・少年図鑑のイラストレーションを意識して作リました。
音楽を作っている時も、映像が心に浮かんでいます。
制作中は、特に参考資料などは用意せず、心の赴くままに絵作り/曲作りをしましたが、過去に見た本の表紙やゲームパッケージ、挿絵などから、多くの影響を受け、ヒントを得ていると思います。
今回、生頼範義さんのお名前を訃報で知りましたが、無意識的な我がルーツを再確認した感じです。