ムシュフシュ

このところ、結構な確率で、外出時に雨降り。 旧約聖書の『創世記』にある、あの有名なノアの洪水神話によると、箱舟がアララト山に漂着した日は7月17日らしい。関係ないか……。 さてさて、ナルメル王の化粧板(ナルメルのパレット […]

 

このところ、結構な確率で、外出時に雨降り。
旧約聖書の『創世記』にある、あの有名なノアの洪水神話によると、箱舟がアララト山に漂着した日は7月17日らしい。関係ないか……。

さてさて、ナルメル王の化粧板(ナルメルのパレット)と呼ばれるエジプト第1王朝時代のものとされる出土品があって、そこには2頭の首の長いの獣が描かれています。

ナルメルのパレット
ナルメル王の化粧板。右側中央に首長恐竜っぽい動物が!?(この写真のライセンス

その姿から、恐竜(竜脚類)がモデルなのではないか?などとも言われているそうですが、ちょっと興味をそそります。

調べてみると、この図像は、もともと古代メソポタミアの霊獣ムシュフシュの図像で、それがエジプトの美術に取り入れられたらしいということです。

ムシュフシュなんてカワイイ名前ですが、シュメール語で「恐ろしい蛇」の意味だそうです。
シュメール!なんてったってシュメールは謎が多くて面白いなぁ。
(ゲームのFFなんかにも登場するらしいですね。私はRPGをやらないので、知りませんでしたが)。

メソポタミアの古代バビロニアで、Marduk(マルドゥク)という神が信仰されておりました。
「想像を絶するほど絶妙に作られた四つの耳と四つの目を持ち、この目と耳で何事も見逃さず、聞き逃さない。神々の中で最も背が高く、他の神々10柱分の輝きに満ちており、唇を動かせば炎が噴き出す。他の神々の2倍の力を持つ。」という、なんかすごい神。
この神様のかたわらに、ちょこんとムシュフシュが描かれている絵があって、そのかわいさにキュン死してしまいそうになります。

マルドゥクとムシュフシュ
マルドゥクとムシュフシュ(この絵のライセンス

かわいい。

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CDの印刷物が刷り上がってきました!
なかなか充実の20ページ冊子になった気がします。アルバムを通しての物語を、フォト・コラージュと歌詞と文章で綴ったので、楽しんでいただけると思います。
これは、ぜひCDを聴きながら見て、そして通勤通学時や寝る前に読んで欲しい感じ。

あとチラシも作っていて、こちらもなかなか読ませるチラシになっています!
チラシは、(あちこち置いてもらうことはもちろん計画していますが)リリース日が決定したらPDFでダウンロードしていただけるよう計画中です。