ジューシィ・フルーツを観てきた
ジューシィ・フルーツのライブに行ってきました。 ジューシィ・フルーツは、私の中では特別すぎるっ! というのを自覚しましたよ。前日から、トキトキが止まらない。軽い動悸がずっと続く感じ。 「明日の遠足が楽しみで […]
ジューシィ・フルーツは、私の中では特別すぎるっ! というのを自覚しましたよ。前日から、トキトキが止まらない。軽い動悸がずっと続く感じ。
「明日の遠足が楽しみで眠れない」という小学生の生理現象を、初めて体験した感じです。
こんなことあるんですねぇ。
先日、Zher the Zoo(※代々木にあるライブハウス)の壁に貼ってあるフライヤーを見かけて、「ジューシィ・フルーツ……小学生の頃から好きだったし、いい機会だから行ってみるか」という軽い動機だったはずなのに、日が近づくに連れ、それが軽い動悸に変化するとは!
メタル好き、プログレ好き、現代音楽好き、The Residents 好き……なので、ここに来てジューシィ・フルーツ好き、なんて表明すると、もうとりとめがつかない感じですが、大きく影響を受けているというのは間違いありません。っつーか、ルーツ。
ジューシィ・フルーツには、「27分の恋」というコンセプト・アルバムがあり、改めて「あぁ、こういう作品が、私は好きなんだな。意識しないまま惹かれているんだな」と気付かされた次第(結局、The Residentsにしろ、ジューシィ・フルーツにしろ、私は尊敬するものに今まで無自覚すぎました。今年は、その精算をしている感じです)。
「27分の恋」は、核ミサイル着弾までの27分がテーマになっています。差し迫る脅威。緊急事態だけれど、慌てたり自暴自棄にならない。楽曲もポップで明るい。これこそ、私の求めるリアリティです。
諸星大二郎の栞と紙魚子も、ドタバタするけど、ワーキャー悲惨な感じはない。ユーモラス。それに通じる感覚でしょう。
私たちのアルバム「ヴィマニカ・ヴィマニカ」の世界も、地球は滅びますが、悲惨さはないのです。
奇妙な日常は淡々と起こるし、その世界の当人は翻弄されながらもまっとうに生きているのだから、悲劇でも喜劇でもない。
という考え……でしょうか。
あぁ、いろいろな感情や思いがごっちゃになった一日でした。
イリアさんは、本当にかっこいい!
さらに感動したのは、ライブ後の会場で、ドラムのトシさんに握手していただいたこと。緊張していて何話したか覚えていません。……そしてイリアさんとも、お話できました。この辺で、私の緊張はピークに。……失礼をしていたらお許しください。
ジューシィ・フルーツ最高!
Wikipediaのジューシィ・フルーツのページ
ジューシィ・フルーツ オフィシャルサイト