ミクロコスモス
ふいにコケが気になってしまいました。雨上がりの朝日に輝く道端のコケが、あまりにも神秘的だったせいかもしれません。 コケの生えるところまで目線を下げてみると、けっこうすごいジャングル。 植物の惑星に降り立ったような気分にな […]
ふいにコケが気になってしまいました。雨上がりの朝日に輝く道端のコケが、あまりにも神秘的だったせいかもしれません。
コケの生えるところまで目線を下げてみると、けっこうすごいジャングル。
植物の惑星に降り立ったような気分になります。
レイ・ハリーハウゼンの映画のように、怪獣が出てきそうな雰囲気すらあります。
ミクロコスモス――という言葉がぴったりな気がしましたが、ミクロコスモスというのは、そもそも宇宙(マクロコスモス)に対して、「人間」を指す言葉だそうです。
また、コスモスというのは、調和がとれた秩序ある宇宙のコトを指し、カオスの対概念だそうです。
ドキュメンタリー映画の「ミクロコスモス」は、虫たちの世界に入り込んだような映像で、素晴らしいものでしたが、自分が思っているミクロコスモスって感覚は、それに近い感じですね。
そうそう! 景色よりも、足元の石の下とかの「ミクロコスモス」が気になってしまうので、例えば旅先で撮影した写真を見返すと、コケや虫の写真が多数あって……そんなんでもけっこう思い出になるんで面白いものです。
例えば、こんな感じ……
逆に記念撮影的ショットは皆無。帰ってから人物写真がないことに気がつくパターン。
こういう何気ない時に、価値観が出ますな。純粋に自分のためだけの写真。
ちょっと実験で、コケを採取してきて机の上でしばらく観察してみようと思っています。
苦しんでいたミックス作業も、ちょっとだけコツを掴み、3月中にだいぶ進みました。マスタリングも間近か!?