丸殿音頭

日々いろいろな出来事が起こりますが、最近は温かい応援のメッセージもいただいたりして、嬉しい思いをすることも多くなりました。ビックリするような方からメッセージを頂いたこともありました。感激です。応援ありがとうございます! […]

 

日々いろいろな出来事が起こりますが、最近は温かい応援のメッセージもいただいたりして、嬉しい思いをすることも多くなりました。ビックリするような方からメッセージを頂いたこともありました。感激です。応援ありがとうございます!

これからも応援、よろしくお願いいたします。

 

メンバーと連絡を取り合って、次回作なども含めて今後のことなどを計画したりしておりますが、それぞれが未来への熱い意欲を燃やしております。
がんばるぞー!

宇宙人王子様
宇宙人王子様も……がんばる……
(宇宙人王子様については、アルバムのブックレットで)

さてさて、今日はアルバムで使った音に関するお話を一つ。

 

オンド・マルトノという楽器がありまして、音が好きな楽器の一つです。
某サイトで、「絶滅危惧楽器」として紹介されていて、思わず笑ってしまうような、ちょっと複雑なような……。
絶滅危惧楽器って……

 

オンド・マルトノは、フランスのモーリス・マルトノ氏が1928年に発明した楽器で、鍵盤がついたテルミンのような楽器です。
鳴り方が異なる3~4種類のスピーカーを切り替えたりしながら発音します。音色は、アナログシンセサイザーのシンプルな波形の音みたいな感じですが、例えば口笛をイメージしてもらうと近いかもしれません。

昔のドラマの音楽などでも使われていました。
東野英治郎版「水戸黄門」の中で、弥七が夜の町で諜報活動している時の音楽とか、ピーター・フォークの「刑事コロンボ」の音楽とか、あるいはSFドラマの宇宙の船外活動の音とか、そんなところで使われたりしています。

 

オンド・マルトノを使った音楽作品といえば、オリヴィエ・メシアンの「トゥランガリーラ交響曲」。これ、私の大好きな曲です。
あと、オネゲルの劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」。これも大好き。天からの声のような役割として、オンド・マルトノが使用されています。

 

ぴぃよぉぉぉぉ~
と滑らかに音程が変化するのが印象的で、なんかイイんです。絶滅しないで欲しい。

 

1stアルバム7曲目「赤の女王」を打ち込んでいる時、「生命の鳴き声」のようなイメージでオンド・マルトノ的な音を使おうと思い始め、数種類のそれっぽい音を作り、使ってみました。
さらにミックスしている時に、オンド・マルトノの独特なスピーカーで鳴っている感じっぽくなるエフェクトを思いつき、それを使ってみたりしました。「たとえ地球が~」の歌詞の後ろで流れている音です。

 

とは言え、実はこの楽器を近くで見たことがないんです。
近くで見てみたい!

 

で、調べていたら、浅草に、オンド・マルトノ・カフェ(!)というところがあるそうで……。
こ、これワ行ってみたい! と思っております。

 

 

 


【広告】いろいろな演奏がありますが、Zazaチョイスで挙げてみました。