夢の音楽

夢の中の情景や出来事。それは、なんとか絵や文章として再構築できます。慣れると細かいところまで描き込めるようになりました。 しかし、夢のなかで作ったものを、なかなかこちらで再現できないものも多くて、少しもったいない気がして […]

 

夢の中の情景や出来事。それは、なんとか絵や文章として再構築できます。慣れると細かいところまで描き込めるようになりました。
しかし、夢のなかで作ったものを、なかなかこちらで再現できないものも多くて、少しもったいない気がしています。

例えば、夢のなかで描いた絵。情景や出来事に比べると、再現が簡単そうに思えますが、目覚めてからいざ描き直そうとすると、どうしてもこっち(覚醒)の世界に侵されて、描いた端から別物になってしまう。

あと、夢のなかで作った機械。素晴らしいデバイスを(夢のなかでは)いくつも作っているのに、覚醒世界では全く未知のテクノロジーで成り立っていて、とうてい再現できそうもありません。仕組みは簡単そうなものもあるのですが。

夢の音楽

つい一昨日のこと。
私は、夢のなかで鼻歌を歌っていました。なかなかイイ感じ。
手には紙を一枚持っていました。それはレコーダーなのです。音が記録できる、ちょっとA4より長めのコピー用紙のような白紙。私は、その紙に向かって歌い始め、ワンコーラスを歌いきったところで、ちょうど目覚めました。
「これは、そのままもう一度歌えるのではないか」と思い、すぐにAndroid端末でレコーダーアプリを起動し、その歌を歌ってみたのですが。……イントロはまぁまぁ夢のとおり歌えましたが、時間軸にそって現世に侵され、どんどんどこかで聞いた曲に歪んでいってしまうのでした。
悲しい。