生きている石

隕石、いいですなー。 無意味な凸凹やヒビを、頭が勝手に「意味ある像」として結びつけるのか、隕石の表面にいろいろなものを見いだしてしまう今日この頃。 なんか、色も日々違っているような気もするんですよねー。 いろいろな相を刻 […]

 

隕石と五芒星

隕石、いいですなー。
無意味な凸凹やヒビを、頭が勝手に「意味ある像」として結びつけるのか、隕石の表面にいろいろなものを見いだしてしまう今日この頃。
なんか、色も日々違っているような気もするんですよねー。
いろいろな相を刻々と見せる石。まるで生きている石ですな。

ダマスキオスの「イシドロス伝」などには、奇蹟譚というか不思議現象の記録が書かれているらしいのですが、生きている石に関するものもあるようです(読んだことないので、詳しくは知りませんが)。

ダマスキオスさんには『第一の諸始原についてのアポリアと解』みたいなのもあって、万物と一、そして始原に関する、ややっこしい禅問答みたいな論があって面白いのですが……

万物創始に遡り、万物の始原を考える。万物の始原であるということは、万物と始原は異なることを意味している。
万物が分節化されない状態が一。一は万物であって、万物の始原。
始原は万物と異なるのか。始原は万物の一部なのか?万物の中に一は含まれるのだろうか。

……的な?ややこしいものを要約するのは難しいね。興味のある方は、翻訳や原典をあたってください。

この一から分節化して……的な万物創始に関するイメージは、実は歌詞として今回のアルバムにも登場してきます。

万物創始を考えるのは、なかなか面白いものです。
各地の宇宙開闢神話なども、いろいろ面白いものがありますね。
藤子・F・不二雄先生の「創世日記」という短編マンガも、子どもの頃に読んで、大好きだった記憶があります。